みなさんこんにちは😊
新潟市の行政書士事務所、Asocia行政書士法務事務所の高橋です。
今回は、永住ビザについてのブログです。
在留資格「永住権」については、過去のブログやYouTubeでも取り上げておりますが、それだけお客様からのご相談も多く、当事務所でも数多くお手伝いをさせていただいております。
(過去の記事やYouTubeもぜひ見てみてくださいね!)
https://youtu.be/KAk7CFc1OkI
今回は、そんな永住ビザ申請の経験が豊富な当事務所だからこそ分かるポイントをあらためて深掘りしていきます。
永住ビザの特徴
永住ビザの特徴はなんといっても在留期限がないことです。
他のビザでは、最長でも5年に1回はビザを更新しなければなりません。
特に自分には問題がないとは思っていても、入管からビザの更新許可が出なければ日本にいられないという不安を更新のたびに抱くのはなかなか辛いですよね。
それに、在留期間が1年など頻繁に更新が必要な人にとっては、その度に書類作成の手間や労力がかかってしまいます。
永住ビザでは無制限に日本に在留することが出来るため、そんな心配をすることなく、安心して日々を過ごすことができます。
また、就労制限もないので、好きな仕事を選択して、自由な働き方をすることが可能ですし、社会的信用も高くなるので、住宅ローンを組むことや日本人と同じように起業をすることもできます。
ちなみに・・・
永住者の在留資格自体には在留期限はありませんが、「在留カード」には永住者の方でも有効期限があります。
許可が降りてから7年(16歳未満の場合は16歳の誕生日まで)で、在留カードの有効期限がなくなってしまうため、更新手続きが必要です。
この手続きは、通常の在留期間更新申請のようなものではなく、運転免許証の更新やパスポートの発行のように簡単なものですが、期間が空いてしまうので、手続きを忘れないようにしてくださいね!
永住ビザの要件
そんな、メリットいっぱいの永住ビザですが、その分簡単に取れるわけではありません。
永住ビザの要件は、
(1)素行が善良であること
(2)独立の生計を営むに足りる資産又は技能を有すること
(3)その者の永住が日本国の利益に合すると認められること
とされています。
(入局管理局HP「永住許可に関するガイドライン」より)
これはとっても簡単に言うと、
(1)日本の法律を守って、ちゃんとした生活をしていますか?
(2)日本で安定した生活をするための収入がありますか?
(3)今までもこれからも日本にとって悪いことはしてないし、しないですよね?
ということです。
文章だけ見ると抽象的ですが、
・税金などを期限に遅れずに払っているか
・度重なる交通違反などをしたことがないか
・生活保護などに頼らず生活をできているか
・日本に継続して10年(ビザによってはもっと少ない年数でもOK)以上住んでいるか
などの具体的な内容に基づいて、審査がされます。
また、これはあくまで一般的な要件となっており、在留資格やその人の状況によって、要件が多少異なることもあります。
例えば、
・扶養家族がいる場合は、必要とされている年収が独身の方より多く必要
・日本人の配偶者等のビザの方は、結婚して3年・日本に住んで1年以上で申請が可能
などがあります。
もっと具体的な要件まで知りたい!という方は、過去のブログで詳細を書いていますので、そちらも見てみてくださいね。
【永住ビザ】取得の要件①素行善良要件
【永住ビザ】取得の要件②独立生計要件
【永住ビザ】取得の要件③国益要件1
永住ビザの審査期間は?
永住ビザの標準処理期間は入管のホームページによると4ヶ月とされていますが、実際のところは、それ以上かかることがほとんどです。
その時々の状況や入国管理局の混雑状況によって差があるので確定的なことは言えませんが、2023年11月現在では、早くて半年~1年くらいはかかると思っていた方がいいと思います。
また、書類に不備がある場合や、追加で資料が必要な場合は、さらに時間がかかってしまうことになるので、申請の際は出来るだけ完璧な状態で出すようにしておきましょう!
今のビザから永住ビザへ変更するときの注意点
永住ビザの申請を行ったとしても、申請中は現在お持ちのビザの期間が自動的に更新されるわけではありません。
そのため、現在の在留カードの期限をよく確認しておき、期限が切れる前にそちらの申請も忘れずに行うようにしましょう。
特に、永住ビザは③でも触れたように審査期間が長期になることが多いため、在留期間がまだまだ先だと思っていても、忘れないように注意が必要です!
永住ビザについてのまとめ
今回は、永住ビザについての要件やポイントを簡単にまとめました。
永住ビザは在留資格の最難関であり、多くの方が目指すところでもあると思います。
その分、申請のハードルも高く、難しい点も多いことは事実ですが、永住ビザをいつかは取りたいと考えている方は、挑戦してみてはいかがでしょうか?
今回は書ききれなかった細かい要件や注意点、その方によって気を付けるべきポイントも変わってくるので、申請を考えている方は永住ビザについての経験が豊富な当事務所へぜひご相談ください。
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以上、Asocia行政書士法務事務所でした!
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