最近、申請書類の中でも「写真」でつまずくケースが目に見えて増えました。
理由はシンプルで、スマホが便利になりすぎたからです。
撮った瞬間に、端末が勝手に“きれいに”してくれる。本人は加工のつもりがなくても、仕上がりは加工写真に近い。ここが落とし穴になります。
出入国在留管理庁は、在留諸申請でスマートフォンアプリ等で加工した顔写真の提出は不可、加工写真は再提出になる旨を繰り返し注意喚起しています。
加工した写真だと在留カード上の写真として本人確認が難しくなり、身分証として使いにくくなる、偽変造を疑われるおそれがある、という整理です。
「美肌」「輪郭補正」だけがNGではない

ポイントは「見た目が変わる加工」だけではありません。
実務上は、次のようなものが引っかかりやすい印象です。
・肌をなめらかにする、美白、クマ消し
・輪郭を細くする、目を大きくする
・しわやほくろを消す
・自動補正が強いカメラアプリ、フィルター適用
入管側のロジックは一貫していて、「在留カードの写真は本人確認の基礎」。雰囲気写真ではなく、識別写真です。
スマホ撮影自体がダメ、という話ではない

ここは誤解が出やすいところですが、問題は「撮影機材」ではなく「提出写真が規格に合っているか」「加工で本人性が揺らいでいないか」です。
出入国在留管理庁が示す提出写真の規格は、たとえばサイズが縦4cm×横3cmであること、申請人本人のみが撮影されていること等、具体的に定められています。
スマホで撮っても、無加工で規格を満たしていれば通る余地はあります。
ただ、スマホは「自動補正」が入りやすい。
結果として、差し戻しでタイムロスになる。ここが怖い。
「再提出」になると何が困るか

再提出そのものは、罰ではありません。
でも、実務的には痛いです。
・審査が止まる、補正対応が増える
・在留期限が迫っていると心理的負担が跳ね上がる
・会社側の雇用管理や、学校側の在籍管理にも影響が出る
写真は軽く見られがちですが、止まる時は本当に止まります。
しかも、本人も提出側も「なぜ止まったのか」が直感的に分かりにくい。
だから事前に潰しておくのが一番です。
実務のチェックポイント

私が依頼者に伝えるなら、次の順番です。
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証明写真機で撮るのが最も安全(加工の疑いが出にくい)
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スマホの場合は「通常カメラ」「フィルターなし」「編集なし」を徹底
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撮影後に写真アプリで明るさ調整などを触らない
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規格(サイズや顔の位置関係)を公式ページで目視確認する
「盛れるかどうか」ではなく、「同一人物と即断できるかどうか」。ここに発想を切り替えると迷いが減ります。
ついでに、同じメールマガジンで周知されがちな話題も押さえる

入管の周知は、写真だけで終わりません。
最近の流れとして、手続きの基礎を“落とさない”ための情報がセットで出てきます。
やさしい日本語書き換えツール
外国人向けに難しい日本語を言い換える「やさしい日本語」の書き換え例を検索できるツールが、出入国在留管理庁のサイトで公開されています。
現場だと、会社の案内文や寮のルール、学校の連絡文にちょうど良い。
住居地の届出は「14日以内」
新たに入国した中長期在留者や、在留資格変更等に伴う住居地の届出は、「住居地を定めた日から14日以内」という期限が明示されています。
写真と同じで、“うっかり”が起きやすい典型です。
【結論】

在留申請の顔写真は、スマホで撮れても「アプリ加工・編集入り」は不可になり得る。安全策は、無加工で規格どおりの写真を用意し、差し戻しによるタイムロスを避けること。
【根拠】
・出入国在留管理庁が、加工写真は提出不可・再提出になる旨を注意喚起している点
・提出写真の規格が公式に示されている点
・やさしい日本語書き換えツール、住居地届出(14日以内)が公式サイトで案内されている点
【注意点・例外】
・宗教上・医療上の理由で顔の一部を覆う等、個別事情がある場合は別途説明資料が求められることがあるため、専門家に確認が必要
・スマホ撮影の可否は「端末」ではなく「提出物としての適合性」で判断される。自動補正が強い場合はリスクが上がる(推測ですが、補正の度合いが見えにくい機種ほど差し戻しが起きやすい)
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