皆さんこんにちは
新潟市のビザ専門行政書士事務所、Asocia行政書士法務事務所です。

昨年１２月の話になりますが、福岡県大野城市において、昨年３月に特定技能１号の在留資格に新たに追加された４業種の「自動車運送業」の技能評価試験が初めて実施されました。

その記事はこちらです。※福岡NHK　NEWS　WEBのリンクです。

本日は、２０１９年から始まった特定技能制度において、今まで１２業種に限られていましたが、
昨年３月に追加された４業種についてお話しします。

特定技能１号の追加業種について

2024年3月、日本政府は特定技能制度の対象分野に新たに「自動車運送業」「鉄道」「林業」「木材産業」の4分野を追加することを閣議決定しました。これにより、特定技能の対象分野は従来の12分野から16分野に拡大され、さらなる外国人材の受け入れが期待されています。

新たに追加された4分野の概要

1. 自動車運送業

• 対象業務：バス運転者、タクシー運転者、トラック運転者の3業務区分。

• 受け入れ見込み数：2024年から5年間で24,500人。

• 必要な試験・資格：

• 技能試験：自動車運送業分野特定技能1号評価試験。

• 日本語試験：国際交流基金日本語基礎テスト、または日本語能力試験（バス・タクシー運転者はN3以上、トラック運転者はN4以上）。

• その他要件：日本の運転免許の取得。

2. 鉄道

• 対象業務：運輸係員（運転士、車掌、駅係員）、軌道整備、電気設備整備、車両製造、車両整備の5業務区分。

• 受け入れ見込み数：2024年から5年間で3,800人。

• 必要な試験・資格：

• 技能試験：鉄道分野特定技能1号評価試験。

• 日本語試験：国際交流基金日本語基礎テスト、または日本語能力試験（運輸係員はN3以上、その他はN4以上）。

3. 林業

• 対象業務：育林、素材生産、林業種苗育成等。

• 受け入れ見込み数：2024年から5年間で1,000人。

• 必要な試験・資格：

• 技能試験：林業技能測定試験。

• 日本語試験：国際交流基金日本語基礎テスト、または日本語能力試験（N4以上）。

4. 木材産業

• 対象業務：製材、合板製造、建築用製材製品製造、木材保存加工、木材乾燥、木材機械加工、集成材製造、木質チップ製造、木材接着加工、木材防腐加工等。

• 受け入れ見込み数：2024年から5年間で1,000人。

• 必要な試験・資格：

• 技能試験：木材産業分野特定技能1号評価試験。

• 日本語試験：国際交流基金日本語基礎テスト、または日本語能力試験（N4以上）。

まとめ

これらの新規分野の追加により、日本の労働市場における人手不足の解消と、外国人材の多様な活躍が期待されています。
特定技能制度の詳細や最新情報については、今後記事で書いていきます。

 

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以上、新潟市のビザ専門行政書士事務所、Asocia行政書士法務事務所でした。

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