在留カードは、審査が終わればすぐ届く。そう思っている方は少なくありません。
でも、今回の入管庁の案内を見ると、その感覚は少し危ないなと思います。
在留カードの郵送受領で「約2週間」の遅れが案内された

出入国在留管理庁は、2026年4月17日時点の重要なお知らせとして、在留申請オンラインシステムで受領方法を「郵送」に選んだ場合、審査完了の通知後、必要書類をおだいば分室へ郵送してから、在留カードなどが手元に届くまで「約2週間程度」かかっていると明示しました。
この案内は、単なる事務的なお知らせではありません。
審査が終わったあと、すぐにカードが手元に来るわけではないという点を、公式にかなりはっきり示したものです。
実務上いちばん大事なのは「審査完了」と「カード到着」は別だということ

審査完了の通知が来ても、その時点で受け取りまで終わっているわけではありません。
申請者が必要書類を郵送し、その後に在留カード等が送付される流れなので、審査終了日とカード受領日はずれます。
ここを読み違えると、入社日、転職時期、会社への提出、海外渡航の予定などが一気に狂います。
数日の差ではなく、約2週間という目安が出ている以上、軽く見ないほうがいいと思います。
早く受け取りたいなら「窓口」受領を検討したい

入管庁は、在留カード等を早めに受け取りたい場合には、オンライン申請時に受領方法を「窓口」にすることを勧めています。
急ぎの案件ほど受領方法の選択が重要
たとえば次のような場面では、郵送受領のままでよいかを慎重に考えたほうがよさそうです。
・就労開始日が近い
・会社から新しい在留カードの提示を急がれている
・渡航、契約、各種手続でカード原本の確認が必要
・学校や勤務先への提出期限が迫っている
こういう案件では、最初から窓口受領を選ぶだけでも、かなり安心感が違います。これは制度論というより、現場の段取りの話です。
申請後でも受領方法を変更できる場合がある

これも大事な点です。
入管庁の案内によると、「申込内容照会」の「処理状況」が「申請完了」または「審査中」であれば、申請後でも受領方法を「窓口」に変更できます。
変更できないタイミングも明確に示されている
一方で、すでに「処理状況」が「完了」となっており、「審査完了に関するお知らせ」メールを受信している場合には、受領方法を変更できません。
この段階に入ったら、必要書類を送ったうえで、カード到着を待つことになります。
ここは後から慌てやすいところです。
「もう審査終わったなら、今から窓口に変えれば早いのでは」と考えたくなりますが、公式案内上はそうはいきません。
企業や学校も「許可が出た日」だけで判断しないほうがいい

この話は、申請人本人だけの問題ではありません。
企業の人事担当者や学校担当者も、審査完了とカード受領を同じように扱わないほうが安全です。
特に、
・入社日をいつにするか
・本人確認書類の差し替えをいつ求めるか
・在籍管理や進路確認をどう進めるか
といった運用には影響します。
制度は変わっていなくても、受け取りのタイムラグが変わるだけで、現場の動きは意外と変わります。ここは見落としやすいところです。
まとめ

今回の入管庁の案内で押さえておきたいのは、次の3点です。
押さえておきたい3つのポイント
・郵送受領だと、必要書類発送後の到着まで約2週間程度かかる
・処理状況が「申請完了」または「審査中」なら、窓口受領への変更余地がある
・「完了」表示と審査完了メール受信後は変更できない
オンライン申請は便利ですが、最後にカードが届くまでが手続です。
審査完了のメールだけを見て安心しないこと。
これは今の実務では、かなり大事な感覚だと思います。
【結論】
オンライン申請で在留カード等の受領方法を「郵送」にした場合、2026年4月17日時点では、必要書類発送後の到着まで約2週間程度かかると案内されています。急ぎの案件では「窓口」受領の検討が有効です。
【根拠】
入管庁公式案内では、郵送受領時の遅延目安、窓口受領の推奨、処理状況に応じた変更可否が示されています。
【注意点・例外】
案内は2026年4月17日時点のものです。今後変更される可能性があります。
個別の申請案件では、就労開始日や提出先事情によって対応が変わるため、専門家に確認が必要です。
【出典】
出入国在留管理庁「【重要】郵送による在留カード等送付の遅延について(令和8年4月17日時点)」
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